症状
立ち上がった瞬間に頭がボーっとし(立ちくらみ)、長時間立っていると、目の前がスーッとくらくなる(眼前暗黒感)。
このような、めまいは血圧の異常により脳の血流量が一時的に低下するために起こります。
高血圧続くと動脈硬化が起こり、血流量が減り、ちょっとしたきっかけで、めまいを起こしやすくなります。
一時的な低血圧の原因となる疾患・病態
神経性 |
自律神経失調症・ストレス・過労・脳血管障害・神経疾患など |
---|---|
非神経性 |
貧血・妊娠・発熱・加齢・心血管病・糖尿病・透析など |
その他 |
薬剤・降圧剤・催眠・鎮痛剤・抗うつ薬・飲酒など |
検査法
■問診
・めまいが起きたときの様子・姿勢・健康状態
・めまい以外の症状(頭痛・吐き気など)
■血液検査
貧血や動脈硬化の有無などを調べます。
■循環機能検査
血圧・脈拍・心電図などの測定。
■身体所見
てんかんと、めまいを区別するために、脳波を調べる事もあります。
■自律神経機能試験
めまいや、ふらつきが自律神経の異常によるものかを調べます。
起立による血圧の変化を調べるシェロングテスト(起立試験)
その他に、ベッドティルト法などさまざまな方法があり、組み合わせて行うこともあります。
私も、めまいの原因が不明だったため、ベッドで寝た状態での血圧と、起立時の血圧を計るなどといろいろな検査をしました。
治療法
血圧異常をもたらしている原因に対して治療を行います。
降圧剤などの血圧低下の原因となる薬剤を服用している場合は、主治医と相談してください。
■薬物療法
・昇圧剤
(血圧を上げる薬剤)起立性低血圧に用いる。
・血管の拡張を抑制する薬
・抗不安剤
起立性低血圧はストレスとの関係もあるため、使用する場合もあります。
■対処法
・急に立ち上がらず、ゆっくり立ち上がるといいでしょう。
■運動
運動をする事で、血液循環がよくなるので、適度な運動は非常に有効かと思います。
血液は筋肉の筋ポンプ作用により全身にまわるため、運動をする事により筋肉もつき、ストレス解消にもなりますし、薬ばかりに頼る事もよくないのでぜひ、運動はオススメします。
運動による根本的な原因解消・体質改善をしましょう。
また、頚椎の歪みや姿勢の悪さから来る、首こり・肩こりなどから来る血流障害などもあるため、その場合は頚椎や全身の矯正が有効だと感じます。
●頭痛や首・肩などのコリや痛みがきつい
●人混みやスーパーなど、込み合う場所で、ふらつきが強くなる
●速い動きに目がついていかない
●頭の回転や、集中力が落ちた
●スマホやパソコン、明るい画面や空などが眩しく見るのがツラい
●原因不明や更年期、自律神経失調症などと言われたまま、何も変わらなかった
●病院や整骨院・整体・他のカイロに行ったが変化がなかった
この様な方は諦めずに、私にご相談下さい。
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