頚椎めまい(首こり)の症状・原因・治療法・検査法・薬
こんな症状はありませんか?
■頭を上下左右、(振り向く)など動かしたら、めまい(フワー、フワフワ、ゆっくり回転)がする。また、その症状が強くなり続く。 ■寝ていて寝返りや、横向きになると、頭の中や身体が、めまい(フワー、フワフワ、ゆっくり回転)がする。また、その症状が強くなり続く。 |
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この様な症状が出る人は、「頚性めまい」や「椎骨脳底動脈循環不全症」を疑い、
このページを読んでみて下さい。
私のカイロプラクティック院では、この様な症状の方がとても多くいます。
※頚椎=首
私がまわった病院でキックボクシングをしていたと伝えていたのに「頚性めまい」を疑ったところは1件しかありませんでした。
確実に首に負担のかかるスポーツなんですけどね・・・
確かに脳に何かがあれば大変な事なのでわかりますが・・・
全身を検査しどこも悪くないが、治りの悪いという人の中で、頚性めまいの方は意外と多いと私は思います。
なぜなら、めまいの検査はほとんどが、脳のCT・MRIが多く
首を検査してくれる病院はほんとに少なかったです。
脳の検査、内科的検査、その間に位置する首は忘れられることが多いからです。
またその中でも、あまり聞かれはしないと思いますが、頚椎の歪みや姿勢の悪さなどから来る、首こり(首のコリ感)などから来るめまいも非常に多いと思います。
私もめまいで倒れた時、携帯を見ながら歩いていたため、頭が下がり下を向く状態になっていました。
この状態は頚椎の生理湾曲という自然な骨のカーブが崩れ、血管を圧迫したりし良くない状態になります。
(ストレートネックの人は、常にこの下を向いている状態になっているんですよ)
当時、カイロプラクティックの勉強をしていた事もあり、頚椎の重要さも知っていましたので、頼んで頚椎のレントゲンを撮ってもらい自分でも見て、気になる点をまとめ、カイロプラクティックへ通いました。
すると、やはりふらつきはかなり楽になりました。
首にはありとあらゆる大切な神経が密集しています。
長年の歪みにより、神経の伝達が上手く働かなくなり、自律神経のバランスも乱れてしまっています。
今まで、「正しい骨の矯正」を行っていなければ、長い間歪みが神経伝達を阻害していた事になります。
長年の歪みはそう簡単には、元には戻ってはくれませんが骨への正しい矯正は、非常に有効な方法になります。
(私の所に来られる方でも、今まで矯正などを受けているが、「めまいが改善しない」と、言われる方が多いのですが、その様な方の首を触ると全くと言っていいほど、正しく矯正を行えてない事が多くあります)
過去に交通事故やムチウチなど経験されている方が、めまいを発症しているのも、この様な原因からですね。
ご自身で「頚性めまい」を疑われている方は、一度頚椎(首)を調べてもらわれてもよいかと思います。
原因
■頚性めまいは首を回したり、伸展(首を上に伸ばす)などの動作により起こります。
■回転性のめまいが多く、フラーっと気が遠くなるような感じが、多くあります。
■短時間めまいのほか、頭痛や首の痛み、吐き気などの症状を伴うことがあります。
※頚性めまいでは、耳鳴り・難聴など起こらないと言われますが、私の経験では首の神経が関係し、起こる方もいると考えております。
■めまいは長期にわたって繰り返す傾向があります。
※その原因は、単純に骨の歪みが安定していないからです。
めまいが軽くなったり、出なくなったから首の矯正をすぐ止めると、その様な事が多く起こります。
定期的な矯正を受ける事により安定し、めまいが出たとしても、軽くで短い期間で回復に向かっていきます。
首を動かすことにより、首の左右を走る椎骨動脈が圧迫され血流が低下する事が、「頚性めまい」の主な原因なので、肩こりや首のこり、首周辺の筋肉が緊張して血流の流れが悪くなっている人や、むち打ちや頚部を痛めたことのある人におこりやすいとされています。
耳や脳、内科的には何も異常がなく、原因は頚部だけというのが病院で診断される「頚性めまい」です。
昔、スポーツをしていた人や、最近ではスノーボードなどで激しく転倒した場合などにより首を痛めることが非常に多くなってきています。
頚椎にはたくさんの神経が走っていますので、痛めた場合は病院に行き検査をしましょう。
『下記は病院で言われる原因についてと、私が考える原因を載せています』
1,椎骨動脈の血流障害
原因としてもっとも多いもので、頚椎を動かすことにより、椎骨動脈が圧迫され血流が低下します。
(頚椎の歪みが影響する事が多いです。)
2,頚椎の骨棘による椎骨動脈の圧迫
加齢などにより頚椎に骨棘(こつきょく)という、尖った突起ができ、動かす事により、それが椎骨動脈を圧迫し血流を障害します。
(私の所では、骨棘が原因でめまいが起こっているという方はあまりいませんね。骨棘ができる年齢(高齢)より以前に大半の方は、めまいが始まっていますので、あまり関係ないと思われます)
3,交感神経の異常
肩こりや首のこりなどにより緊張が高まり、血流を低下させ平衡感覚を刺激しめまいをおこします。
(首・お尻周りから「副交感神経」が出ており、背中、腰周りから「交感神経」が出ています。身体の骨が歪むと、全体の自律神経のバランスが崩れますね?そこが原因だと思います。)
※小脳・脳幹への圧迫 (私が考える重要な原因)
頭蓋(頭の骨)・首が歪む事により、そのすぐ裏にある、小脳や脳幹と呼ばれる場所に定期的な刺激が入り、誤った情報が脳へ送られます。
もちろん、全身の歪み・筋肉・神経伝達の改善が大切になってきます。
<詳しくはコチラ>
これらの原因が複雑に絡み合い、めまいを起こしている事が多いと思われます。
なので、原因不明となり、何をしても長年つらいめまい・ふらつき感が取れないという悪循環が続くのだと思われます。
検査法
■問診
・どのようなきっかけで、めまいが起こるのか?
(首をどのように動かしたときかなど詳しく。自分から情報はたくさん伝えましょう)
・同じ動作でめまいが再現されるか
・めまいの症状
・めまいに伴う症状
(頭痛・首の痛み・吐き気)
・肩こりや首こりはあるか
・首を痛めた経験はあるか
(過去のスポーツでの怪我や、事故などで起こした、ムチウチなど)
■眼振検査
・眼振はあまり出ない方が大半だと思います。
(出たとしても、本当にかなり微妙な動きが多いようです。
私も出ない事が多く、出ても本当に微かに揺れた程度です)
■画像検査
・X線検査(骨棘や異常が無いかを検査します)
(首がストレートネックと言われる方が多いですね。酷くなると首が後弯していると言われます)
・CT (異常なしと言われる方が多いですね)
・MRI (異常なしと言われる方が多いですね)
・血管造影検査 (異常なしと言われる方が多いですね)
治療法
■薬物治療
・抗めまい薬
・循環改善薬
(血流の流れを良くします。)
・筋弛緩薬
(肩こりや首こりをやわらげます)
・抗不安薬
めまいに対する不安感を軽減します。筋弛緩作用を併せもつ薬剤が使われる事が多いです。
(始めは、この種の薬は服用したくありませんでしたが、当初、筋弛緩作用を目的としたものが多いので服用しましたが、改善が見られなかった為、中止しました)
■外科的治療
頚椎に明らかな異常がある場合は、整形外科でも治療が行われることがあります。
・頚椎固定・牽引
・頚椎の温熱療法
私の所に来られる方の多くは、この「頚性めまい」が疑われます。
実際、私も原因不明のめまいで苦しみましたが、今の自分の立場になると、この「頚性めまい」だったんだと、わかりますし、必要以上にあの当時の様に恐れる必要もなくなりました。
このホームページをご覧の皆様の中で、様々な施術などもしているが、一向に改善しないと、苦しまれている方も多いと思われますが、正しい改善方法に出会ってない方も、本当に多くいるのではないかと思います。
また、この関係する「首」は本当に大切な場所で、めまいだけではなく、ありとあらゆる不調を起こす元となる事があります。
めまい以外でも、原因不明の不調でお困りの方や、お知り合いで苦しまれている方がいましたら、「首」の事を考えてみてはいかがでしょうか?
「頚性めまい」は、当院の施術で改善する方はとても多くいます。
(私の所では、原因不明のめまいなどでも、早い方では2、3度の施術で改善される方も多いので、諦めないで下さいね)
>>【症例レポート】40代・男性 めまい・ふらつき・動悸・胸(心臓)の痛みによる症状と経過
(頚性めまいと似ている疾患)
・椎骨脳底動脈循環不全症めまい
・良性発作性頭位めまい
●頭痛や首・肩などのコリや痛みがきつい
●人混みやスーパーなど、込み合う場所で、ふらつきが強くなる
●速い動きに目がついていかない
●頭の回転や、集中力が落ちた
●スマホやパソコン、明るい画面や空などが眩しく見るのがツラい
●原因不明や更年期、自律神経失調症などと言われたまま、何も変わらなかった
●病院や整骨院・整体・他のカイロに行ったが変化がなかった
この様な方は諦めずに、私にご相談下さい。
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