外リンパ漏の症状・原因・治療法・検査法・薬
外リンパ漏とは、内耳の三半規管と蝸牛の周りの外リンパ液が、何らかの理由で内耳窓から中耳に漏れ出し、めまい・難聴・耳鳴りなどを起こす疾患です。
めまいはふらふらとした浮動性が多く、良くなったり悪くなったり繰り返す場合があります。
難聴は数日かけだんだんと低下する事が多いです。
原因
外リンパ液が漏れ出す原因はさまざまですが、多いのが鼻を強くかんだときなどをきっかけに難聴が発症する場合があります。
この場合は、中耳内の圧力が急激に高まり、内耳窓に穴が開いてしまうと考えられています。
他にも、くしゃみ・咳・力みなどの日常動作で起こる場合もあります。
また、飛行機、スキューバーダイビングなどの気圧の変化がきっかけになることも多いようです。
頻度が多いのは、交通事故や転んで頭をぶつける、などによる「外傷性外リンパ漏」です。
※注意しなければいけないのが、耳掃除による鼓膜・中耳を傷つけることです。
検査法
■問診
・めまいや聴力低下、耳鳴りが起こる前に
「頭部を打ったりケガをしてないか?」
「中耳圧の急激な変動を起こすような動作や行動は無いか?」
「耳掃除をしてないか?」
・めまいの症状と持続時間
・聞こえの悪さが進行、あるいは変動してないか
■眼振検査
外リンパ漏では、横たわって症状のある耳を下にすると、眼振を確認されやすい事がわかっています。
めまいが起こってない状態で外耳に圧力をかけ、めまいと眼振が生じた場合は、外リンパ漏の可能性が高いと考えられます。
■聴力検査
治療法
■安静
・内耳窓に開いた穴は、安静にしていれば自然と閉鎖する事があります。
■薬物療法
・循環改善薬、ビタミン薬
・イソソルビド (イソバイド)
外リンパ漏出により内リンパ水腫が生じ、「メニエール病」と似た症状が起こった場合に用います。
・ステロイド薬
内耳の浮腫、難聴の治療に使用します。
■外科的治療
・内耳窓閉鎖術
窓の穴を閉鎖する手術。
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